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イ、週ごとの「めあて」の設定と反省
部活動ノート「心技体知」を使用し、週ごとにめあてをもたせ練習に取り組ませる。
一週闇の練習と土・日曜日の練習試合の結果を反省し、次週のめあてをもたせる
…〈自己の目標の設定と技能や活動の分析〉
月一回指導者が点検し、アドバイスを記入する。
ウ、体力測定とカードの記入
年3回体格・体力測定を行い、その結果をカードに記入し、個々の練習成果を体格や体力面から分析しようとするもので、特に、冬季におけるトレーニングにおいては、春までの大きな目標にさせる。
エ、ミーティングにおける全体の目標の確認と活動反省
雨天でグラウンド使用ができない時(場合によっては必要に応じて)を選び月2〜3回全部員でミーティングを行う。その内容は、
・活動への取り組みについての話し合い
・その月の計画や週日程についての話し合い
・ルールやマナーについての学習会
・指導者の話(部活動・野球・生活・体験談・一流スポーツ選手……等について)
? 成果と課題
ア、練習場の工夫と学年練習内容の工夫から
・グラウンドの使えるあらゆる場所を工夫して使うことによって、1年生から3年生まで休んでいることなく練習ができ、全員意欲的な活動ができる。
・練習過程の中で、学年に応じた練習をすることによって、互いに競争意識が芽生え、積極的な活動となっている。
・学年練習(フェアグラウンド以外)の中へ上級生をリーダーとして参加させる(2・3人)ことによって、レギュラーにならなくとも先輩としての自覚とプライドをもち意欲的に活動に打ち込んでいる。
・1年生から学年に応じて練習ができるので、3年生からバトンタッチしたあと、比較的はやくチーム編成ができる。
イ、部活動ノートを使用して(生徒の声から)
・目標を立てることによって、それに向かってがんばれる。

 

 

 

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